わが家は家計簿をExcelで管理して、項目に分けて給料が入ったらそれぞれの予算に応じて振り分けて管理する・・・ここまではやっている方はいるとは思います。しかしわが家の家計簿はそこから更に工夫をして家計管理をし、5人家族ながらも年間約200万程度投資をして、それとは別にIDECOで年間14万程度投資、ふるさと納税も行えています。また年に2回程度家族旅行や日帰りのお出かけも年に何回かすることもできています。今回の記事ではわが家どんな工夫をしてこのような貯蓄などをしてくことができているかという点を2つお伝えしたいと思います。
食費と消耗品の管理
スライド式家計簿
通常の家計簿ではおそらく1ヵ月の中で予算が組まれると思います。わが家も基本は同様に1ヵ月で予算を組んでいます。しかし月の日数は月ごとにバラつきがあり多い月で31日、少ない月で28日と3日分違う月があります。日ごとの消費で一番バラつきがある項目は食費や消耗品になります。そこでわが家では食費に限っては一月という括りではなく、5週間で予算を組んでいます。5週間で毎回固定して予算を組むことは毎回の予算のバラつきを防ぐことだけではなく、プチボーナスも作ることができるというメリットも作ることができます。月ごとの予算を組むと給料の入る回数と同様の年12回の予算組みとなります。しかし5週間ごとに予算を組むことで年間の予算組みの回数は365日÷7日÷5=10.4.28・・・と10~11回程度となります。そうすると給料分の1~2回分予算が余ることになるのでその分は臨時のプチボーナスとなります。このように予算が月をまたいでスライドしていくのでスライド式家計簿とわが家では呼んでいます。ちなみにわが家でのこの余ったプチボーナスの使い道はふるさと納税の利用に使っています。
食費の中の予算分け
食費というものは変動費に区分されます。わが家の変動費はこの「食費」と「消耗品」「光熱費」「医療費」「ガソリン代」「小学校の教材費・給食費」になります。この変動費のなかでも大きく変動する一つがこの「食費」になり、予算内に収めることができるかどうかが家計に大きく響きます。そこでしっかりと管理ができるようにこの食費の中でもカテゴライズして予算を分けています。カテゴライズし、各予算を守ろうと意識することで食費の予算を守ることができます。わが家での食費は「作り置き予算」「食品追加購入」「土日祝のお昼ご飯」「晩酌代」にカテゴライズしています。詳細については後日、食費だけでまとめた記事でお話したいと思います。
貯蓄以外の積立予算
貯蓄は皆さん何のためにするでしょうか?旅行であったり、車の購入や家電の購入、車検、固定資産税など様々だと思います。しかしながらこのようなことにお金を使うと子供の大学資金であったり老後資金など本当に大きくお金が必要な時にお金がないといったことにもなりえます。そこでわが家ではそのような使われるであろう予算は最初から組んでおき、貯蓄と分けるようにしています。この予算はわが家では「年間積立費」と「家電積立費」としています。
年間積立費
1年の間に毎月はいらないんだけど出ていく出費があると思います。その内容は多岐に渡り、金額も大きいものから小さいものまであります。大きいもので言えば「固定資産税」「自動車保険」、小さいものでいえば「自治会費」や様々な「年会費」などがあります。小さいものでも急に出すことになると意外と大きな出費となり、どこから出そう・・・となることもあると思います。そこで年間でこういった出費を1年でどれくらいかかるのか各項目で予算を合計して12か月で分けて毎月の予算組みを行っています。またこの予算については「子供の誕生日やクリスマス」などのイベント費や「お出かけ費」などの楽しみも含んだ1年でやりたいものや「車検代」や「地震保険」など複数年跨ぐ際にも年間どれくらい貯めておけばよいのか計算して1ヵ月にいくら貯めるのか計算して予算に含んでいます。
家電積立費
みなさんも急にエアコンが壊れて・・・冷蔵庫が壊れて・・・急に大きなお金が必要になってしまいどこから出そうか・・・という経験はないでしょうか。わが家はそういったことも見越して予算が大きい家電関係については「耐用年数」と「その物の予算」から1年間にどれだけ貯めておけば良いのかを逆算して月々に予算を組んで貯蓄しています。またこうやって予算を組んでおいて万が一耐用年数の予測から少し早まったとしてもある程度そのための貯蓄はなされているのでダメージは少なく済みます。また一般的に言われている耐用年数がきてまだ使えるといった状況でもわが家は家電を入れ替えます。もったいないと思う方もおられるかもしれませんが壊れていないにも関わらず予算は貯まっているので購入に急を要さず、どの製品が良いのかしっかりと吟味することができ、またその製品が安いタイミングや楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどポイントがたまりやすいタイミングで購入することもできるので急いであるものを買うしかない・・・といった状況で購入するよりもコストパフォーマンス良く製品が買えると思っています。また予算を下回ればプチボーナスとしてちょっとした贅沢もできることもあります。
まとめ
以上の工夫によりわが家ではしっかりと着実に純粋な貯蓄を積み重ねることができています。何事でもそうですが計画が重要と私は思っています。計画が粗雑であれば結果は伴わず、計画なしにして結果が出たとしてもそれは偶然であり続かないでしょうし、逆に大きな失敗を招いてしまうことにもなりかねません。会社では会社がつぶれないように会社がもっと大きくなるようにしっかりとこういった予算組みなどは当たり前に行われていると思います。私は家庭というものは会社で同じものであり、あなたと配偶者はいわゆる家庭という会社の社長であるのですからしっかりと考えて家庭を経営していくべきと私は思っています。そのためこの内容についてはわが家にあった方法ですのでそれぞれの家庭にあうとは限りませんが何かの参考になれば幸いです。