人生は誰しもが一度きりしかないのですから死ぬ間際に後悔しないためにも一つでも多くのやりたいことを達成したり、欲しいものを手に入れたり、なりたい自分になっていくことが人生の満足度を高めることができると思います。
しかし、いざやりたいことを出そうとしても意外と出ず、やりたいことを出すだけで時間がかかり、考えることだけで終わってしまう、もしくは途中で諦めてしまうこともあると思います。特に今、目の前のやらないといけないことに追われている方はなおさらと思います。そうなると本来はやりたいことを考えてワクワクするはずが逆にストレスに感じてしまいます。そこで今回はやりたいことリストを作成するために、どのように考えたら考えやすいのかということについて私の経験を踏まえて説明させていただき、皆様の力となりたいと思います。
なりたい姿から考える方法
自分の人生をどうしたいか
仕事の世界では当たり前のことと思いますが必ず「企業目標」や「部署目標」といったものがあります。しかし会社にはその背景には必ず理念・方針というものがあるはずです。そう会社はその理念に基づいた目標を立てているのです。果たして皆さんは自分の人生の理念を立てたことがあるでしょうか?目標は立てても意外と「自分の人生どうしたいのか」「どういう人間になりたいのか」といったことを考えたことのある方は少ないのではないのでしょうか?一度視野をしっかりと広げて「自分の人生どうしたいか」、「どういう自分になりたいのか」ということを考えることが最初のスタートになると思います。
理想の人生を過ごすために
「自分の人生をどうしたいのか」ということが決まれば次にでは何を果たせばその想いは満足できるものになるのかを考えます。そしてそれを更に掘り下げていけば何をしたら良いのかが更に見えてくると思います。
やってみたい気持ちから考える方法
全ては理屈ではない
何か行動を起こすときに全てに意味があるでしょうか?なんとなく・・・とかなんかやってみたかったから・・・といったことも多いと思います。またとりあえずやってみることによって更に見える世界が広がってもっとこういうことをしてみたいとなることだってあると思います。とりあえずなんとなくやってみたいなということでも良いのであげてみましょう。
資源は無限にあると思って考える方法
やりたいことを考えるのに資源は必要?
やりたいことをするためには様々な資源が必要です。例えば「時間」「お金」「移動手段」「人」「モノ」「情報」などなどあげればキリがありません。そしてその資源には制約も当然あります。例えば家事や育児、仕事など、やらないといけないことも当然あるのでやれる時間が限られていたり、やりたいことをやるにはかなりのお金がいるが貯金や自由に使える小遣いが限られている、それをするためにはこういった知識や経験がないとできない・・・など多岐に渡ります。
しかし1度きりの人生ですから考える時点でこの制約に縛られる必要はありません。落ち着いて考えてみたら実際にはこんな手段もあるんだとかこうすれば少しずつできていけるんじゃないかと思いつくことだってあります。
悩むのであればやりたいことを諦めるために頭を使うのではなくやりたいことをやれるようにするためにはどうすれば良いのかという前向きな気持ちの方に頭を使いましょう。 「やりたいこと」と「どうしたらやれるのか」というのは全く別物なのです。やってみる前から自分にブレーキをかけるのはやめましょう。
やりたいことの数の目標の数字は作らない
たくさん上げることが目標ではない
よくやりたいことリスト100といことを耳にします。目標数を決めるとその目標の数を達成しようと一生懸命絞り出そうとしますよね。私も何度か100のリストを作ろうと頑張りましたが、そうすると「これはやりたいかどうかイマイチわからないけど・・・」といったものまで抽出してしまうことがありました。そうなってしまうとそのやりたいことリストをこなしていっても、やりたいことをやったという『チェック』はつくため、「チェックをできた」といった達成感は得られるかもしれませんが、中身としては果たしてそれがやりたいことだったかどうかはっきりしなかったのです。またそのやりたいかどうかイマイチわからないものが混じることによって本当にやりたいことが埋もれてしまったり、本当にやりたいことのために割く時間が減ったり無くなってしまうといったことに陥ってしまいます。
またやりたいことを達成していくことで人というものは欲深いので次はこれをしたい、これもやってみたいと徐々に出てくるものです。 そのため私は目標数を作って無理やり出すことはせずにやりたいと思った時にリストに追加していく方が良いと思います。
カテゴリー別に考える
分けて考えて頭を整理
漠然とやりたいこと・・・といっても範囲が広すぎて考えられないという方ももちろんいると思います。その時におすすめなのはまずカテゴリーを考えてみることです。例えば自分の役割ごとに「父親」「主任」「専門職」「夫」「家事」であったり、自分の身近なものから「健康」「美容」「お金」であったりなんでも良いのです。単純に「絵を描きましょう」と言われるよりも「動物の絵を描きましょう」「花の絵を描きましょう」と言われた方がやりやすいですよね?このように大きな枠をいくつか作って考えていくのもやりやすくなる一つの方法です。
まとめ
以上やりたいことを考えるためのヒント5つをあげさせてもらいました。
何が一番大事かというと全てのことに共通はしていますが「木を見て森を見ず」という状態になってしまわないということです。私の印象的には今の世の中はやらないといけないことがあふれているのでどうしても視野が狭くなってしまっている方が多くなっている印象があります。もっと広く高い視点で物事を見れば世界が広がり、やりたいことは自然とたくさん出てくると思います。
少しでも皆様の世界が広がり、やりたいことがたくさん出てワクワクするような人生になる一助となればと思います。